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稲毛眼科医院

診療案内


診療案内

ドライアイの治療

ドライアイは、眼の表面の涙が乾く病気です。涙は3層構造になっていますが、どの層の不具合が起きているのか、またその原因が何なのかを判断し、適切な治療法を選択する必要があります。当院では、必用に応じて液体コラーゲン製涙点プラグ挿入術も施行しております。



結膜炎の治療

結膜炎とは、白目やまぶたの裏の炎症のことです。様々な原因で生じますが、場合によっては感染力の強い物もあります。当院では、病状に応じた治療薬を選択しております。また、出席停止、出勤停止を必要とする流行性角結膜炎の迅速検査(アデノウイルス迅速検査)も行っております。


花粉症の治療

季節により変化がありますが、1年中を通して花粉は飛んでいます。この花粉に対するアレルギー反応が「花粉症」です。
なかでも、眼のかゆみは最も辛い症状です。あまりのかゆさに、思わず強くかいたりこすったりしてしまい、黒目(角膜)や白目(結膜)を傷つけてしまうことがあります。
症状を軽くするためには、原因となる花粉やアレルギー物質を避けるようにしたり、薬での治療を行います。なお、原因となる花粉が飛散する前から、薬での治療を開始することが効果的です。
また、新しい治療法である舌下免疫療法については、提携病院等にご紹介もいたします。


まぶたのできもの(麦粒腫、霰粒腫、眼瞼腫瘍)の治療

病変部位の細かな診察を行い、適切な治療方法を提案します。必要に応じて、切除、摘出手術も施行いたします。


屈折異常について

屈折異常とは、近視、遠視、乱視、老視などという言葉であらわされる異常のことです。
かすみ、だぶり、視力低下などの症状を示します。病的なものとそうでないものがあります。
当院では、適切な診断にて快適な見え方となるための方法を提案しております。


眼鏡処方

当院では、眼科専門医と視能訓練士(国家資格者)によって、じっくりと丁寧に眼鏡処方箋を作成しております。迅速な対応を心がけておりますが、混雑時は後日にお願いさせて頂くこともございます。


コンタクトレンズケア

当院ではコンタクトレンズの処方は行っておりませんが、定期検査、コンタクトレンズ装用上での不具合等の診察は行っております。


近視矯正治療(レーシック、オルソケラトロジーなど)

角膜を薄くすることで近視を治療する手術(レーシック)、寝ている間に特殊なコンタクトレンズを装用し角膜形状を整える(オルソケラトロジー)などの治療があります。当院ではこれらの治療は行っておりませんが、治療内容については、ご気軽にご相談ください。適応等を考慮した上で、提携病院等にご紹介させて頂いております。


白内障の治療

白内障は、目の中のレンズ(水晶体)が混濁し、視力が低下してしまう病気です。様々な原因で生じ、かすみ、視力低下などの症状が出現します。白内障は、根本的な治療となると手術治療となりますが、ただちに行わなくても大丈夫な場合があります。その場合は、定期的に検査をお受けいただき、白内障以外による視力障害の有無もチェックをしていく必要があります。当院では、手術が必要と思われる頃に、手術治療をご提案いたします。


緑内障の治療

緑内障は、視細胞が弱ってしまい、視力低下、視野欠損を引き起こす病気です。視細胞とは、光を感じ取る神経細胞であり、一度ダメージを受けると一般的に回復が困難となります。つまり、緑内障は一度進んでしまうと回復が困難な病気であり、早期発見、早期治療が大事です。この病気は、「視神経乳頭陥凹拡大」や「高眼圧」ということを検診などで指摘され、発見の契機になることが多くあります。当院では、視野検査や3D断層写真などを駆使し、早期発見、定期検査など、患者様ごとに治療方法を検討しております。


糖尿病網膜症の治療

糖尿病の合併症の一つに、糖尿病網膜症があります。初期の変化は、網膜動脈瘤や、眼底出血であり、自覚症状のないことがあります。進行していくと、さらに大きな出血を引き起こし、眼内出血(硝子体出血)や、網膜はく離、血管新生緑内障に進展することがあります。進行してしまった、糖尿病網膜症は、視力予後が悪くなります。糖尿病と診断された場合には、眼科での定期検査が必要です。当院では、糖尿病網膜症の進行抑制のため、必要に応じて、レーザー治療も行っております。また、網膜のむくみによる視力低下をともなう場合は、眼局所の注射治療も行っております。


高血圧眼底の治療

高血圧になると、眼底の血管に負担がかかり、眼底出血を引き起こすことがあります。初期は、自覚症状がないことがありますが、病状悪化防止のため、定期的な検診が必要です。また、高血圧の方は、動脈硬化を合併していることが多くあります。その場合、眼底の血管が詰まってしまう病気になってしまうリスクが高まります。これが、「網膜血管閉塞症」です。多くの場合、急な視力低下を生じますが、軽度の視力低下の場合もあります。すぐに、血管再開通(血栓溶解療法)が必要となることがあります。


網膜裂孔・網膜はく離の治療

網膜とは、眼球の内側にドーム状に張られている光を感じる視細胞の膜です。この膜が、破れた状態を網膜裂孔といい、網膜裂孔から眼球内の液体が回り込み、網膜がはがれてきてしまった状態を網膜はく離と言います。飛蚊症、視野欠損などという症状を示すことがあります。初期であれば、当院でのレーザー手術で治療可能ですが、進行した状態であると入院を伴う手術が必要となる場合があります。その際は、提携病院等にご紹介させて頂いております。


加齢黄斑変性の治療

眼底の中央の部分を黄斑(おうはん)と言います。加齢とともに、ここに老廃物がたまり、新生血管と言われる異常な血管が生じてくることがあります。すると、眼底はでこぼこになってくることがあります。これは、ゆがみ、視力低下などの症状を示します。これが、加齢黄斑変性です。初期治療は、ルテインという物質(緑黄色野菜に多く含まれいる)の摂取ですが、レーザー治療や、眼局所注射治療を必要とすることがあります。当院では、3D断層写真を駆使した定期検査を行い、患者様ごとに治療計画をたてております。


ボトックス治療(眼瞼けいれん治療)

目が開けにくいという症状の中には、神経伝達異常による「眼瞼けいれん」という病気があります。この場合、ボツリヌス菌が作り出す毒素を神経ブロック注射することで治癒します。当院では、適応となる患者様を的確に判断し、治療を提案しております。


小児疾患の治療

赤ちゃんはもちろんのことですが、小児は自分の症状を言葉に表現できないことが多くあります。どんなことでも不安に感じることがあれば、お気軽に相談ください。
病名だけを列挙しますが、斜視、弱視、強度遠視、仮性近視、鼻涙管閉そく、睫毛内反症、その他にも多くの小児疾患があります。適切な時期に、適切な治療法が必要になります。当院には、視能訓練士という国家資格者がおり、小児特有の複雑な検査や治療方針の提案が可能であります。


小児の近視進行抑制

近視は、多くの場合、目の奥行(眼軸)が伸びることで生じます。 小児期に眼軸の伸びを抑制することで、近視の進行を抑える治療が海外では行われています。現在、日本 では保険適応となっておりませんが、自費診療にて治療を受けることができます。 当院では、0.01%低濃度アトロピン点眼による治療を行っております。 治療に関する費用は、検査費用2000円(税込)、点眼薬1本3000円(税込)となります。

低濃度アトロピン点眼薬

0.01%低濃度アトロピン点眼治療は、シンガポールでの臨床研究で近視進行抑制効果があることが確認されました(*1)。 2021年5月、日本でも7つの大学病院で行われた研究が「Japanese Journal of Ophthalmology」に掲載されました。この研究では、「基準に従って点眼すれば、低濃度アトロピン(0.01%)は小児の近視の進行予防に有効かつ安全である」と報告されています(*2)。

近視進行度グラフ

*1 : Chia A, et al. Atropine for the treatment of childhood myopia: safety and efficacy of 0.5%, 0.1%, and 0.01% doses (Atropine for the Treatment of Myopia 2). Ophthalmology. 2012;119:347-354. *2 : Osamu Hieda, Takahiro Hiraoka, the ATOM-J. Study Group. Efficacy and safety of 0.01% atropine for prevention of childhood myopia in a 2-year randomized placebo-controlled study. Japanese Journal of Ophthalmology 2021;65:315-325. 当院では、同様に眼軸の伸びを抑制する効果があるサプリメント(クロセチン1日7.5mg摂取)もご提案させていただいております。

近視進行抑制サプリメント

眼炎症疾患の治療

虹彩炎、強膜炎、ぶどう膜炎などという疾患を示します。これらは、重度な充血、眼痛、視力低下などの症状があります。原因の中には、全身に関わるものもあります。病名だけを列挙しますが、ベーチェット病、サルコイドーシス、原田病、リウマチ性強膜炎、急性前部ぶどう膜炎、視神経炎、急性網膜壊死などがあります。急性期においては、入院治療が必要となることがあるため、提携病院等をご紹介させて頂いております。急性期以降の定期検査については、当院においても診療は可能でございます。


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