眼の疲れ 眼の乾き
パソコンや携帯などの画面を長時間みていると、眼が痛くなったりショボショボすることはありませんか。
これは眼の乾燥や、疲れによりおこる症状のひとつです。
眼の乾燥「ドライアイ」は様々な原因でおこりますが、症状が長い間続くと、眼の疲れや黒目に傷がつくこと(角膜障害)などにつながることもあります。
眼の疲れ「眼精疲労」は、ドライアイのほか、ピント調節の不具合やメガネ・コンタクトレンズの矯正不良などによっておこります。
当院では、患者さまごとに適切な検査と治療を提供しております。ドライアイの治療については、液体コラーゲン涙点プラグ挿入術も施行しております。
花粉症にお悩みの方へ
季節的な物もありますが、1年中を通して花粉は飛んでいます。この花粉に対するアレルギー反応が、「花粉症」です。
眼のかゆみ、充血、涙が出るなどのさまざまな症状が現れます。なかでも、眼のかゆみは、最も辛い症状です。
あまりのかゆさに、思わず強くかいたりこすったりしてしまいますが、
黒目(角膜)や白目(結膜)を傷つけてしまうことがあります。
症状を軽くするためには、原因となる花粉やアレルギー物質を
避けるようにしたり、薬での治療を行います。
当院では、通常の採血によるアレルギー検査の他、
少量の採血にて20分で結果が分かる簡易的アレルギー検査等も行うことができます。
糖尿病と診断された方へ
血液中の糖分(血糖)が高い状態が「糖尿病」です。
糖尿病には、「糖尿病網膜症」「糖尿病腎症」「糖尿病神経症」という3大合併症があります。
このうちの糖尿病網膜症とは、高血糖状態にさらされた血管がもろくなり眼に障害が起こる病気です。
糖尿病網膜症は、「眼底出血」、「硝子体出血」、「網膜はく離」、「緑内障」などさまざまな状態に悪化する可能性があります。糖尿病と診断されたら、早めに定期診察をする必要があります。
当院では、通常の眼底検査の他、OCTという装置での網膜の3D断層写真検査、レーザー手術治療なども行っております。
高血圧と診断された方へ
血圧やコレステロールが高くなると、全身の血管が固くなったり、血流が悪くなったりします。場合によっては血管が詰まってしまい、心臓だと「心筋梗塞」、脳だと「脳梗塞」などになってしまうこともあります。
同様に眼にも血管はたくさんあり、「高血圧性眼底」「網膜血管閉塞症」などという病気を引き起こすことがあります。
定期的な眼底検査などを行い、重い病気にならないように注意することが必要です。
緑内障が気になる方へ
緑内障とは、視神経が傷み、少しずつ光を感じる力が弱まっていってしまう病気です。視力低下、視野欠損という症状が現れます。
弱ってしまった視神経が治ることはないため、早期発見、早期治療が必要です。
検診などで、「視神経乳頭かんおう拡大」と指摘されたり、眼圧が高いと言われたりしたら要注意です。
当院では、自動視野検査、3D画像による視神経測定を行い、早期発見は勿論、病状を進行させないための治療方針を、患者さんごとに計画しています。
まぶたのできもの
まぶたのできもの多くは、俗に言う「ものもらい」です。ものもらいは、正式には「麦粒腫」といい、細菌による化膿によりまぶたの一部が赤くはれて、かゆみや痛みを伴います。似たものに「霰粒腫」があり、これは通常細菌感染は伴わず痛みもありませんが、中には細菌感染を併発して麦粒腫と区別がつきにくくなることもあります。
そのままの状態で放っておくと、同じ状態のまま何ヶ月も続くこともあります。
また、できものの中には稀に「腫瘍」(場合によってはガン)もあります。
症状が続いていて、一度も受診されていない場合は、早めに受診することをお勧めします。
眼がかすむ
眼のかすみは、眼精疲労、ドライアイ、白内障など、さまざまな原因で起こります。詳しく検査を行い、症状に見合った治療が必要です。当院では、患者さまごとに必要な治療を提案しております。
ものがゆがむ
ゆがみの原因の多くは、網膜といわれる眼の奥側にある、神経の膜に異常があります。
「 網膜
当院では、通常の眼底検査の他、OCTという装置での網膜の3D断層写真検査、レーザー手術治療なども行っております。
子供の見えかた(3歳児検診のすすめ)
子供の眼は、大人に比べて目玉の大きさが小さいため遠視になりがちです。
遠視とは、どこにも焦点を合わせることができない状態のことです。
この状態が続くと、いつもぼんやりとしか物を見ることができない「弱視」になってしまうことがあります。
また、子供の眼は、生まれつき眼球運動に
関わる筋肉の異常がある場合「斜視」もあります。
これらの他にも、さまざまな病気がありますが、検査と治療を適切に行うことで、
健康的な視力を獲得することができます。
当院では、視能訓練士という国家資格を有する専門のスタッフとともに検査を行い、患児ごとに治療を計画していきます。
眼の成長期には、限りがあります。早めに検診を受けることをお勧めします。
3歳になったら、まず見えかたのチェックをしましょう。